サステナブルなイベント
イベントのカーボンフットプリントを測り、減らす
交通、宿泊、飲食、エネルギー、廃棄物。各区分を事後ではなく準備段階で数値化し、予約の前にシナリオを比較します。
イベント準備に組み込まれたカーボン算定
カーボンフットプリントの測定は、数字が意思決定の前に届いてこそ意味があります。Alfred Meetingは、会場・日程・形式をまだ比較している段階でセミナーやコンベンション、展示会の排出量を算出します。請求書の半年後ではありません。
算定にはプロジェクトにすでに入力されている情報を使います。参加人数、出発都市、選定会場、宿泊数、食事です。二重入力も、別途維持する表計算ファイルも必要ありません。
- 5 交通から廃棄物まで、測定する排出区分
- 3 比較する基準:コスト、CO₂e、満足度
- 1 参加者一人ひとりに渡すカーボンレシート
- 10 グローバルチーム向けの対応言語数
イベントの5つの排出区分
各区分を個別に推計し、その後に合算します。どれが最も重いか、どこに手を打つべきかがすぐに分かります。
-
交通
参加者の移動
自宅から会場までの移動を手段別(自動車、鉄道、航空)に、実距離と乗車率で算定します。ほぼ常にイベント最大の区分であり、全体の半分を超えることも少なくありません。
-
宿泊
現地での宿泊
宿泊数、施設のカテゴリー、エネルギー消費の大きい設備(プール、スパ、空調)を客室単位の推計に反映します。
-
飲食
食事と飲み物
提供食数とメニュー構成。ベジタリアンで旬の食材を使い、地元調達のメニューはこの区分の桁を変えます。
-
エネルギー
会場の消費
使用面積、占有時間、施設の省エネ性能:暖房、空調、照明、音響映像設備。
-
物流
廃棄物と資材
サイン、ノベルティ、印刷物、ブース、廃棄物処理。参加者に最も見えやすく、最も早く削減できる区分です。
フットプリントの算定方法
ブリーフからレポーティングまでの4ステップ。クライアントスペースから離れる必要はありません。
-
イベントを記述する
参加者、日程、出発都市、形式。これらはすでにブリーフに含まれており、追加で入力するものはありません。
-
排出量を計算する
各区分を、公開排出係数と選定会場の特性からCO₂換算キログラムに換算します。
-
シナリオを比較する
会場、交通手段、日程、メニューを、コスト・CO₂e・想定満足度の3基準で横並びにします。
-
報告し、運用する
イベント別、年度別、主催者別のダッシュボード。非財務報告向けにエクスポートできます。
複数のシナリオを比較
排出量が最も少ないシナリオが、必ずしも最も高額でも、最も評価が低いわけでもありません。比較は、暗黙のままだったトレードオフを明示します。
- 場所、交通手段、メニューをコスト、CO₂、満足度の3つの基準で比較します
- 低炭素な場所と責任ある代替案を特定します
- 実践的な推奨事項:鉄道、ベジタリアンメニュー、地元の業者、低負荷な日程
| シナリオ | コスト | 一人あたりCO₂e | 満足度 |
|---|---|---|---|
| 地方の会場・航空機 | €€€ | 210 kg | 高い |
| 地方の会場・鉄道 | €€ | 68 kg | 高い |
| 近隣の会場・鉄道 | € | 24 kg | 中程度 |
管理とレポート
データはイベント後も働きます。社内総括、参加者への共有、そして非財務開示の義務対応です。
- イベント、年、主催者ごとのダイナミックなダッシュボード
- 従業員向けの個別の「カーボンレシート」
- CSR目標および義務(CSRD、非財務報告)との整合
-
統合ダッシュボード
イベント別、年度別、主催者別、法人別の追跡。手作業の再集計なしに年度間で排出量を比較できます。
-
個人カーボンレシート
参加者一人ひとりが自分のフットプリントの内訳(移動、宿泊、食事、会場の按分)を受け取ります。一人の規模まで落とし込んだ、具体的な啓発ツールです。
-
CSRDとの整合
算定した区分は、CSR部門と監査法人が求める非財務報告のカテゴリーに対応づけられます。
メリット
測定がイベント準備を具体的にどう変えるか。
-
根拠のある判断
会場や交通手段の選択が、勘ではなく数字に基づきます。委員会でも説明できる決定になります。
-
守れるコミットメント
すべてのイベントが同じ算定基盤に乗れば、削減の軌道を年単位で管理できます。
-
参加者の巻き込み
個人カーボンレシートが影響を実感できるものにし、CSR方針を日々の行動に変えます。
-
再入力のない報告
必要な形式でデータが出力されるため、期末の手作業による集約は不要になります。
いくつかの目安
イベントのフットプリントを、一人あたりのカーボン予算のなかに位置づけるために。
- 約9 t フランスにおける一人あたり年間カーボンフットプリントの平均
- 2 t 2050年カーボンニュートラルに向けた一人あたり年間目標
- 約25 kg 1日あたりの平均換算値。短距離の往復移動と同程度の桁
公開されている概算値(ADEME)。算定係数ではなく、目安としてお使いください。
よくあるご質問
CSR部門とイベント主催者から最も多く寄せられるご質問です。
イベントのカーボンフットプリントはどのように計算されますか。
各区分(交通、宿泊、飲食、会場のエネルギー、廃棄物)をプロジェクトの情報から推計し、公開排出係数を用いてCO₂換算キログラムに変換します。合計は参加者一人あたりで示されるため、イベント間で比較できます。
どのような情報を提供すればよいですか。
ブリーフにすでに含まれている情報です。参加人数、出発都市、日程、候補会場、予定する宿泊数と食事。ブリーフが詳細なほど推計の幅は狭まりますが、最初の仮説の段階でも算定は可能です。
個人カーボンレシートとは何ですか。
参加者一人分のフットプリントの内訳です。移動、宿泊、食事、会場利用の按分が示されます。イベント後に生成し、出席された方それぞれに送付できます。
このデータはCSRDに使えますか。
はい。算定した区分は非財務報告のカテゴリーに対応し、御社のカーボン算定に取り込めるようエクスポートできます。監査に代わるものではなく、指標を支えるツールです。
予約前に複数の会場を比較できますか。
それが主な使い方です。プロジェクトで提案された会場を、契約前にコスト・CO₂e・想定満足度で比較します。
測定は別途請求されますか。
いいえ。Alfred Meetingによるイベント支援に含まれます。デモをご依頼いただければ、御社の実際のプロジェクトに算定を適用してご覧いただけます。
まず測り、それから減らす
低炭素なイベントはプロジェクトの最後に決まるものではありません。開催地と日程、交通手段を選ぶその瞬間につくられます。
デモをご依頼ください。過去のイベントのひとつに算定を適用し、代替シナリオならどうなっていたかをお見せします。